JA茨城県中央会と公益財団法人茨城県国際交流協会包括連携協定を締結

 JA茨城県中央会と公益財団法人茨城県国際交流協会は、6月12日、水戸市にある県JA会館の情報発信拠点クオリテラボで包括連携協定を締結しました。食を通して国際交流と相互理解を図り、茨城農業の進展と多文化共生の地域をつくることを目的としています。
 両者は今後、在留外国人との連携による交流サイト(SNS)などを通じた「世界の食」の発信や、在留外国人への「日本の食の魅力」の発信、「多文化共生社会」の意識醸成などに取り組んでいきます。
 締結式では、県中央会の八木岡努会長と同協会の根本博文理事長が協定書に調印しました。
 八木岡会長は「地球環境と人権問題は世界共通の課題。茨城県農業は深く関係している。解決につながるアイデアを作り出し、蓄積した技術や農産物が世界で広く使われ、互いに発展していけるようにしたい」と語りました。
 また、根本理事長は「食はその国の文化の象徴で世界共通。国籍や世代、性別を問わず親しみやすいテーマだ。食のもとである農産物の生産販売と地域農業の発展に貢献するJAとの連携は事業に厚みを加えられる」と述べました。
 第1弾として、6月17日にクオリテラボで「世界の料理ミーティング」を開きます。ウクライナ人留学生を招き、県産食材を使ったウクライナ料理を調理し、母国の食文化や県農産物の魅力をYouTubeなどで配信していきます。

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