2022年度JAバンク茨城大会を開催しました

 2022年3月22日(火)にJAバンク茨城大会をオンラインで開催しました。
新型コロナウイルス発生前までは、各JAの組合長、役員、信用担当部課長や支店長,渉外担当者が一堂に会して盛大に開催していましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ここ2年は開催ができず、3年ぶりにオンラインでの開催となりました。茨城県内の感染者数が高止まりしており、実際に集まれる状況ではなく残念だという声もありましたが、一方で渉外、窓口対応などの担当者も数多く参加できたことはオンラインならではのメリットでした。
 長引くコロナ禍により消費は弱り、農家にも大きな影響を与えています。加えてロシア、ウクライナの戦争勃発によって資材の高騰、円安と一気に状況が緊迫してきています。こういった中、農家のニーズをきちんと把握してしっかりと支援していくことを確認した大会になりました。
 本大会では信用事業優良店舗の表彰、信用事業推進担当者コンクール受賞者の表彰も行っていて、これも3年振りの表彰式となりました。信用専任渉外担当者最優秀賞を受賞したJA水戸千波支店の庄司純郎さん、金融総合・複合渉外担当最優秀賞のJAほこた河辺美優さん、優秀管理者賞を受賞したJA水戸の飯田方紀さん3名が代表で表彰を受け、体験発表をしてくれました。
 庄司さんは渉外担当15年のベテラン、趣味もコイン収集とサッカー。お金集めも趣味という、JAバンクらしい人です。大切にしていることはお客様との信頼関係と言い切ります。お客様の話に傾聴し、自分を知ってもらうことで親近感を感じてもらいながら、お客様目線での提案を心がけているといいます。そして店舗統合により担当するエリアが拡大傾向にあるため、部門の垣根を超えた連携がより大事になっているそうです。自分一人で解決するのでなく、グループの力を統合してお客様の課題解決にあたることがより重要になってきていると話してくれました。
 金融総合・複合渉外担当者代表となった河辺さんは3年目の若手です。とにかく第一印象を大事にし、できるだけ訪問回数を増やすことを心掛けたといいます。セオリー通りにリストアップ、フォローアップを徹底していくことを積み上げた結果が最優秀賞につながったようです。また経験の浅い河辺さんを支えてくれた職場の方々に感謝を述べていたことから、職場の風通しのいい雰囲気を想像することができました。
 大会後半には農林中央金庫 川田淳次常務執行役員による記念講演をいただき、3年ぶりの大会を終えることができました。

2022年度JAバンク茨城大会

左から経営管理委員会 長峰茂通副会長、JAほこた 河辺美優さん、JA水戸 庄司純郎さん、JA水戸飯田方紀さん、経営管理委員会 八木岡努会長

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