IBS茨城放送のラジオ番組:「JAさわやかモーニング~やさしい税務~(1月5日)~」で「ICTを利用した確定申告について」が放送されました。

2021年1月5日

 1月5日(火)にJAさわやかモーニングでやさしい税務「ICTを利用した確定申告について」が放送されました。

 放送内容については下記の通りです。(アはアナウンサー、税は竜ケ崎税務署 資産課税部門 小野 あかねさんです)

 おはようございます。
 今日の「やさしい税務」は、竜ケ崎税務署 資産課税部門の小野 あかねさんにお話を伺いたいと思います。
 小野さん、よろしくお願いします。

 おはようございます。よろしくお願いします。

 さて、年も明けまして、今年の確定申告の時期が近づいてきました。
 本日は「ICTを利用した確定申告について」というテーマでお話をお聞きしていきたいと思います。
 まず、インターネットで確定申告書の作成が簡単にできると聞いたのですが、どのようなものか教えていただけますか。

 はい。国税庁ホームページには、確定申告書を作成できる「確定申告等作成コーナー」をご用意しており、混雑する確定申告会場に出向かなくても、ご自宅等のパソコンやタブレット端末・スマートフォンから24時間いつでも利用することができます。
 このコーナーでは、画面の案内に従って金額などを入力しますと税額などが自動計算され、所得税、消費税、贈与税の申告書や青色申告決算書などが作成できます。

 なるほど。手続きの申告書だと、「計算を間違って書き直し!」などということもありますが、この「確定申告書等作成コーナー」を利用すればその心配はありませんね。
 では、パソコンで作成した申告書はどうやって提出するのですか。

 はい。作成した申告書は印刷して郵送等により提出することができますので、添付書類と一緒に申告期限内に所轄の税務署に郵送等で提出してください。
 また、作成したデータをe-Tax送信用データとして利用して電子申告をすることもできます。
 税務署では、国税庁ホームページの「確定申告書等作成コーナー」やe-Taxなど、申告書作成や提出に関するICTを利用した申告を推進しております。

 電子申告、e-Tax(イータックス)ですか。毎年今頃になるとたびたび聞かれる言葉になってきていますが、e-Taxについてもう少し詳しく教えていただけますか。

 

 はい。e-Taxは、正式には「国税電子申告・納税システム」と言いますが、インターネットを利用して国税の申告などの手続が簡単に行うことができる大変便利なシステムのことです。
 e-Taxをご利用いただくには2つの方法がありまして、マイナンバーカードを使って送信する「マイナンバーカード方式」とIDとパスワードで送信する「ID・パスワード方式」があります。

 この2つの方法には、どんな違いがあるのですか。

 まず、マイナンバーカードを使って送信する「マイナンバーカード方式」は、マイナンバーカードとICカードリーダライタ又はスマホを用いた申告方法です。もう一つのIDとパスワードで送信する「ID・パスワード方式」は、マイナンバーカードやICカードリーダライタをお持ちでない方でも、事前に税務署でIDとパスワードを取得しておけば、e-Taxで申告できる方法です。
 なお、ご利用いただくID・パスワードの取得には、税務署職員が申告者ご本人と対面による本人確認した上で発行しておりますが、全国どこの税務署でも発行が可能で、例えば、勤務先近くの税務署においても取得することができますので、お早めにお越しください。

 なるほど。前もってIDとパスワードを発行してもらって、マイナンバーカードの認証の代わりにするのですね。そういう準備をしておけば、自宅からパソコンやスマホを使って申告書の作成や提出ができて便利でいいですね。特にスマホなら、すきま時間の有効活用にも良さそうです。このほか、e-Taxによるメリットはあるのですか。

 はい。まず、e-Taxの利用による一番のメリットは、混雑する確定申告会場に出向く必要がないということです。特に今年は、新型コロナウイルス感染症の感染防止の観点からも、ぜひご利用いただきたいです。加えて、確定申告期間中は、土日祝日を含む全期間で24時間受付可能となりますので、平日お忙しい方でもご利用しやすい環境になっています。
 このほかにも、添付書類の提出省略、税金の還付が書面提出の申告よりもスピーディー、などのメリットもあります。

 なるほど。いろいろメリットがあるんですね。混み合う申告会場に行くより、自宅や事務所のパソコンを使ってゆっくりと落ち着いて申告書を作成・提出する方が正確だし、何より、新型コロナの感染リスクを考えれば、利用しない手はないですよね。

 更に、令和3年1月からは、マイナポータルと連携して、保険会社等の控除証明書などのデータを一括取得して申告書への自動入力が可能となります。なお、ご利用にはマイナンバーカードが必要です。詳しくは国税庁ホームページでご確認ください。

 申告もいろいろなツールを使って、毎年便利になってきていますね。
 ただ、確定申告書等作成コーナーやe-Taxを利用する場合に、パソコンやスマホの操作に自信がないという方もいると思うのですが、そういう時はどうしたらよいのでしょうか。

 はい。国税庁ホームページには、「確定申告特集ページ」が開設されております。その中にサポート情報や操作が分からない時のヘルプデスクも設けられていますので解決の手助けになるかと思います。
 また、昨年10月から「税務相談チャットボット」が開設されまして、ご質問を入力いただければ、AIを活用した「税務職員ふたば」がお答えします。このほか、Web-TAX-TVやYouTube「国税庁動画チャンネル」で「確定申告書等作成コーナーの利用方法」やe-Tax、スマホ申告の入力方法などの情報を動画で配信していますので是非ご覧になってください。

 やはり確定申告は年に1回ですから、毎年申告していても不安になる方は多いと思いますので、ヘルプデスクがあると安心ですね。それと、国税庁動画チャンネルも是非チェックしておきたいですね。

 そうですね。そのほかにも国税庁ホームページには、今までお話したIDパスワード方式やスマホ申告などのパンフレットなども掲載されていますので、ご確認いただければと思います。

 なるほど、よく分かりました。
 では最後に、いよいよ始まる確定申告に向けて、お知らせなどありますでしょうか。

 はい。今年の確定申告会場は、マスク着用やこまめな消毒、検温など新型コロナウイルス感染症の感染防止策を講じた上で開設します。また、会場内の混雑緩和のため、会場への入場には「入場整理券」が必要となります。入場整理券は、当日会場にて配布するほか、コミュニケーションアプリ「LINE」の国税庁公式アカウントで事前に発行する方法も予定しております。詳細につきましては、国税庁ホームページ確定申告特集コーナーをご確認ください。ご来場いただく納税者の皆様には大変ご不便をお掛けしますが、ご理解・ご協力をお願いいたします。
 また、繰り返しになりますが、新型コロナウイルス感染症の感染防止の観点からも、確定申告には、ぜひICTを利用していただきたいと思います。

 はい。ICTを活用することは、便利になるだけではなく、新しい生活様式を確立していくためにも、一人一人が意識して変えていかなければならないのかもしれませんね。
 今日は「ICTを利用した確定申告について」というテーマで、竜ケ崎税務署資産課税部門の小野あかねさんにお話しを伺いました。
 小野さん、どうもありがとうございました。

 こちらこそ、ありがとうございました。

以上