IBS茨城放送のラジオ番組:「JAさわやかモーニング~やさしい税務~(7月2日)~」で「所得税と復興特別所得税の予定納税について」が放送されました。

2019年7月2日

 7月2日(火)にJAさわやかモーニングでやさしい税務「所得税及び復興特別所得税の予定納税について」が放送されました。

 放送内容については下記の通りです。(アはアナウンサー、初は竜ケ崎税務署の初田 広大さんです)

 おはようございます。
 今日の「やさしい税務」は、竜ケ崎税務署の初田(はつた) 広大(こうだい)さんにお話を伺いたいと思います。
 初田さん、よろしくお願いします。

 こちらこそ、よろしくお願いします。

 さて、本日のテーマは「所得税及び復興特別所得税の予定納税について」です。
 3月の確定申告が終了し「今年も無事に申告の手続きが済んだ」と、ほっとしている方も多いと思います。今回のテーマは「予定納税」ということですが、どのような手続きなのか教えていただけますか。

 予定納税とは、5月15日現在で確定している前年分の所得金額や税額をもとに計算した金額が15万円以上となる場合に、所得税及び復興所得税の一部をあらかじめ納付するという制度です。

 あらかじめ納付ということは、本来、来年の3月に納める税金を前もって納めておくということですか。

 はい、特別な計算が必要な方もいらっしゃいますが、基本的には今年の3月に確定申告した際に納める税額が15万円以上となった方はその金額の3分の1相当額を7月と11月に納めることになります。

 その場合、来年3月の確定申告の際に納める金額はどのように計算されるのでしょうか。

 翌年の確定申告で納税額を計算する際に、7月と11月に納めた金額を差し引くことにより精算することになります。

 あらかじめ納めておいて、確定申告で精算ということですね。
 なぜ、このような制度が設けられたのですか。

 まず一つ目に、確定申告時にまとめて多額の税額を納付することは納税者にとって非常に負担になること。二つ目に、国としては歳入を平準化する必要があること。最後に、所得の発生の都度、それに応じて納付するのが理想であることなどの理由から取り入れられた制度です。

 では、予定納税はどのような手続きが必要になるのですか。
確定申告の時のように自分で計算をして納付するのでしょうか。

 予定納税が必要な方については、ご自分で計算するのではなくて、6月中旬に税務署から「所得税及び復興特別所得税の予定納税の通知書」が送付されています。
 この通知書には、予定納税基準額や予定納税額第1期分と第2期分の金額が記載されており、7月に第1期分の金額を、11月に第2期分の金額を納付することになります。

 なるほど。「所得税及び復興特別所得税の予定納税の通知書」が送られてくるのですね。リスナーの皆様のなかにも予定納税の通知書が届いた方がいらっしゃるかもしれませんね。
 7月と11月に納付するということですが、いつまでに納付すればよいか具体的に教えていただけますか。

 はい。予定納税は、第1期分として7月1日から7月31日までに、第2期分として11月1日から11月30日までに納めることになっています。現金で納付される方はお近くの金融機関または所轄の税務署の窓口で納付をしてください。
 なお、納付金額が30万円以下の場合には、送付されたバーコード付納付書を使用して、コンビニエンスストアで納付することもできます。
 また、インターネットを利用して、専門のWeb画面から電子納税やクレジットカード納付をすることもできます。

 コンビニエンスストアやインターネットを利用して納税ができるのですね。
それは便利ですね。

 なお、税務署への振替納税の手続きをされている方は納期の最終日にご指定の金融機関の預貯金口座から自動的に引き落とされますので、納期の最終日の前日、7月分だと7月30日までに預貯金残高をご確認ください。

 昨年と比べて収入が減ってしまった場合などは納付するのが難しいケースもありますよね。
 そのような時はどうしたらよいのでしょうか。

 はい。収入減少や廃業、休業などの理由により、税務署から通知されている「予定納税基準額」よりも令和元年分の所得税及び復興特別所得税が少なくなると見込まれる場合等は、予定納税の減額を申請することができます。
 第1期分の減額申請は、今年の6月30日の現状により判断しますので、1月から6月までの収入や経費などをまとめて仮決算を組んでいただき、その金額をもとに仮の年税額を算定することになります。

 なるほど、1年分の年税額を見積もるということですね。

 はい、見積額が予定納税基準額よりも少なくなる人は、7月16日火曜日(令和元年は15日が祝日のため16日になっています)までに、「所得税及び復興特別所得税の予定納税額の7月減額申請書」に必要事項を記載した上、所轄の税務署に提出してください。
 第2期分の予定納税だけの減額申請をする場合は11月15日金曜日までに「所得税及び復興特別所得税の予定納税額の11月減額申請書」に必要事項を記載した上、所轄の税務署に提出してください。
 「予定納税額の減額申請書」は、国税局ホームページに掲載しているほか、税務署窓口にも用意しています。

 そのほかに、何か注意することはありますか。

 来年の確定申告を行う際には、第1期分と第2期分の予定納税額の合計額を申告書に記載する必要がありますので、記載漏れにご注意ください。
 なお、制度に関する詳しい情報は、国税庁のホームページをご覧いただくか、最寄りの税務署にお問い合わせください。

 なるほど、よく分かりました。
 今日は「所得税及び復興特別所得税の予定納税について」というテーマで、竜ケ崎税務署の初田 広大さんにお話を伺いました。
 初田さん、どうもありがとうございました。

 こちらこそ、ありがとうございました。