IBS茨城放送のラジオ番組:「JAさわやかモーニング~やさしい法律~(4月9日)~」で「土地を買うときに注意すること」が放送されました。

2019年4月11日

 4月9日(火)にJAさわやかモーニングでやさしい法律「土地を買うときに注意すること」が放送されました。

 放送内容については下記の通りです。(アはアナウンサー、杉は杉下弘之弁護士です)

先生、今日はたくさんの広告チラシを持っていますが、どうしたのですか。

いやいや、重たいですわ。
毎朝、新聞配達の人が新聞と共に重いチラシを配達してくれてご苦労様です。

スーパーの安売り、土地の分譲、車など、たくさんの折り込みチラシがありますが、その中でどれが今月のお話ですか。

家を建てるために土地を買う場合には、買った土地に家を建てられなければ、買った意味がなくなりますという話です。

そりゃそうです。
先生、これらの土地に家を建てるために買うとしたら何を注意すればいいですか。

土地分譲の広告を見ていただきましょう。どうですか。

土地分譲が安いですね。
家の建てるとか、投資とか、家庭菜園とかいいじゃないですか、先生。
先生もこの際どうですか。お求めになりませんか。

ちょっと待ってください。広告をよく見てください。

いずれも広告の表や裏に家がいっぱい建ち並んでいる写真や絵がきれいに載っており、「水戸市内の中心に近い」とか「住宅街隣接」とか「学校や官公庁にも近い」などと便利な場所にあることが書いてあり、さらに、1平方メートル2万円~3万円とか1坪5万円~7万5千円とか、20坪で50万円とか非常に安いということが強調されています。平方メートルで言ったり、坪で言ったり。

そうですね。広告はオールカラーできれいに目立ちます。
そして、平方メートルとか坪とかまちまちです。
これらの広告を見ると、すぐ飛びついて買いたくなりますよね。

先生、これらの安い土地に家を建てるために買うとしたら何を注意すればいいですか。

ええ、これらの土地を家を建てるために買ってはいけません。

えっ、どうしてですか。

今日、私が待ってきた5種類の折り込み広告の土地は。いずれも家が建てられない土地の分譲についての広告なのです。

ずいぶん、紛らわしい広告ですね。
先生、これ、詐欺にならないのですか。

非常に紛らわしい広告であることは確かですが、一応小さくても建物が建てられないことが書いてあるので、詐欺になるとは言い切れません。

わかりました。
それから先生、土地を買う時は契約書を作りますよね。
契約書に判を押すときは、どういう点に注意したらよいのでしょうか。

まず、契約書に判を押すときは、契約書の内容をよく見ること、説明と契約書の内容に食い違いがないことを確かめることが必要です。
例えば、「家を建てられるということがどこに書いてあるのですか」というように、一番大切なことが契約書のどこに書かれているのかをよく確かめてから判を押してほしいのです。

それでは、先生、今日のポイントをお願いします。

はい。土地を買う時は、第一に、買う時の使い道をはっきりさせること、さらに土地分譲の広告を見るときは表の方や目立つところばかりではなく、隅の方とか裏の方もよく見て、家が建てられる土地の広告かどうかをよく見ることが大切です。
第二に、契約書に判を押すときは、家を建てるための土地を買う契約書の場合には、家を建てられる土地であることが契約書のどこに書いてあるのか、その契約書をよく見てから判を押して買うことが大切です。
皆さん。十分注意してください。