IBS茨城放送のラジオ番組:「JAさわやかモーニング~やさしい税務~(3月5日)~」で「期限内申告と振替納税について」が放送されました。

2019年3月5日

3月5日(火)にJAさわやかモーニングでやさしい税務「期限内申告と振替納税について」が放送されました。

 放送内容については下記の通りです。(アはアナウンサー、松は水戸税務署の松本拓巳さんです)

おはようございます。
今日の「やさしい税務」は、水戸税務署の松本 拓巳(まつもと たくみ)さんにお話を伺いたいと思います。
松本さん、よろしくお願いします。

こちらこそ、よろしくお願いします。

さて、今年も早いもので、もう3月になりました。
確定申告もいよいよ終盤ということで、今日は申告や納税の手続を忘れることがないように、「期限内申告と振替納税について」というテーマで松本さんに詳しくお話を聞きたいと思います。
では、初めに、確定申告の種類について教えてください。

はい、分かりました。
確定申告には、「所得税及び復興特別所得税」の申告のほかに、個人事業者の方の「所得税及び地方消費税」、それから「贈与税」の申告があります。

それぞれ、いつまでに手続をすればいいのか教えていただけますか。

はい。「所得税及び復興特別所得税」と「贈与税」の申告は3月15日(金)、個人事業者の方の「消費税及び地方消費税」の申告は4月1日(月)が期限となっています。
なお、それぞれの期限の日は、申告の期限であると同時に納付の期限でもありますので、「申告はしたけれど納付を忘れてしまった。」ということがないように、納付についてもお忘れなくお願いします。

リスナーの皆さんの中には、「まだ申告が済んでいないけれど、平日は確定申告会場に行く時間がなかなか取れない。」という方もいらっしゃると思います。
確定申告会場に行かずに申告の手続をすることができる方法があれば教えていただけますか?

はい。そのような方には、国税庁ホームページにある「確定申告書等作成コーナー」を是非ご利用いただきたいと思います。
インターネットに接続されたパソコンを使って「確定申告書等作成コーナー」にアクセスしていただき、画面の案内にしたがって金額などを入力していくと、所得税、消費税、贈与税の申告書や青色申告決算書などを自動計算で作成することができます。

それは大変便利ですね。スマートフォンでも利用できますか?

はい。今年の1月からはスマートフォン専用画面が開設されました。年末調整を受けている方で医療費控除を受ける場合など、内容は限られますがスマートフォンでの申告書の作成が可能となりました。
この「確定申告書等作成コーナー」は、確定申告期間中24時間いつでも利用することができます。
混雑する確定申告会場で長時間お待ちいただくこともなくなり、大変便利です。

自宅などのパソコンやスマートフォンで確定申告書などが作成できてしまうということですね。

はい、そのとおりです。作成した確定申告書などは、プリンタで印刷して郵送で提出することもできますし、マイナンバーカードやICカードリーダライタといったe-Taxを利用するための事前準備がお済みであれば、作成したデータを利用して電子申告をすることもできます。

e-Taxを利用する場合には、マイナンバーカードやICカードリーダライタが必要ということですか?

マイナンバーカードなどをお持ちでない方も、税務署でIDとパスワードを申請していただくと、そのIDとパスワードを利用して、e-Taxが出来るようになりました。

だんだん便利になりますね。

なお、昨年1月以降に平成29年分の確定申告を確定申告会場で行った方の多くが既にID・パスワードの発行を受けています。
ご自宅に「ID・パスワード方式の届出完了通知書」がある方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

では、続いて、納税の方法について詳しく教えていただけますか。

はい。「所得税及び復興特別所得税」と個人事業者の方の「消費税及び地方消費税」には、現金で納付していただく方法のほか、預貯金口座からの引落しによる「振替納税」という納付方法があります。

振替納税を利用した場合、いつ預金口座から引き落としになりますか。

この「振替納税」を利用しますと、「所得税及び復興特別所得税」は4月22日(月)に、個人事業者の方の「消費税及び地方消費税」は4月24日(水)に、それぞれ引き落しとなります。
なお、「贈与税」には振替納税の制度がありませんので、3月15日(金)までに納付するようにしてください。

申告と納税の期限は同じ日ということでしたが、この「振替納税」の制度を利用すると、本来の納税の期限から口座振替日までの間、資金を手当てする期間ができるということですね。
では、この「振替納税」の制度を利用する場合の手続きについて教えていただけますか。

はい。「振替納税」の利用手続は、「預貯金口座振替依頼書」に、金融機関名、住所、氏名など必要事項を記入し、金融機関お届け印を押印の上、管轄の税務署に提出して下さい。
「預貯金口座振替依頼書」は、税務署や銀行、郵便局などに備え付けているほか、国税庁ホームページからダウンロードすることも可能です。

預貯金口座振替依頼書は、いつまでに提出する必要がありますか。

今年の確定申告分から振替納税の利用を希望される方は、それぞれの税金の納付期限までに「預貯金口座振替依頼書」を提出いただきますようお願いします。
また、振替納税を利用する方は、引落し不能とならないように振替日の2~3日前には必ず預貯金残高を確認していただくよう併せてお願いします。

納付期日に引き落しになるのは、期日を忘れることもありませんし便利ですね。

また、本年より現金で納付する場合、お持ちのパソコン・スマートフォン・タブレット端末を使って、氏名や納付金額などの納付に必要な情報を入力することで、「QRコード」が作成され、その「QRコード」を利用してコンビニエンスストアで納付することも可能となりました。
特に贈与税の納付は、振替納税ができませんので便利になります。

「QRコード」を利用してコンビニエンスストアで納付する場合、注意点はありますか。

はい。利用可能なコンビニエンスストア・納付金額の上限など、ご利用に当たっての注意事項がありますので、詳しくは国税庁ホームページをご覧いただくか、最寄りの税務署までお問い合わせください。

わかりました。
ことろで、あってはいけないことですが、万が一申告や納税が期限に間に合わなかった場合はどうなりますか。

はい。申告や納税が期限に間に合わなかった場合は、期限後申告をしていただくことになります。
期限後申告の場合、本来納めるべき税金のほかに、加算税や納税が遅延した期間に対する延滞税を納めていただくことになる可能性がありますので、申告と納税は期限内にお願いします。

なるほど、よく分かりました。
今日は「期限内申告と振替納税について」というテーマで、水戸税務署の松本 拓巳さんにお話を伺いました。
松本さん、どうもありがとうございました。

こちらこそ、ありがとうございました。