IBS茨城放送のラジオ番組:「JAさわやかモーニング~惚れ惚れ産地レポート~」で「JA常陸の小菊」が紹介されました。

2020年6月23日

 小菊栽培が盛んな笠間市湯崎を訪ねました。

 小菊農家三代目という鶴田輝夫さんの圃場では、年間で50~70万本の小菊を出荷しています。

 取材に伺った6月上旬は、露地栽培エリアの小菊はまだ蕾がついていない状態で、草丈もまだ40㎝ほど。順調に成長中で、6月下旬頃から11月中旬頃まで続く出荷を待っている状態でした。

 一方、出荷を迎えていたのが、ハウス栽培のエリア。草丈が約1mになり、花びらの色がわかるくらいまで蕾が膨らんでいました。市場を経由してお花屋さんや消費者のみなさんに届いた時に適期を迎えることができるよう、2~3分咲きの段階で収穫しています。

小菊が特に反応する波長を持った赤色のLEDを使用

 鶴田さんは電照栽培を取り入れています。小菊は日照時間が短くなると開花する性質があるので、これを活かし夜間に電気をつけて明るくし、人工的に日照時間を長くすることで開花を抑えることができます。これにより、各需要期に合わせた開花調節を行うことができ、計画的な出荷が可能になります。

 小菊はお盆やお彼岸の頃に出荷数のピークを迎えます。日中の暑い時間帯に収穫をすると小菊が傷んでしまうので、早朝と夕方、比較的涼しい時間に収穫をし、昼間は出荷調整や箱詰めを行うなど1日中作業が続きます。

 鶴田さんは約100品種を栽培し、多い時には1日に2~3万本もの出荷をしています。土づくりにこだわり、細部まで管理し品質の良い小菊づくりを心掛けており、「いい小菊を届けてくれてありがとう」と言われることがとてもうれしい、とおっしゃっていました。

 お盆やお彼岸を迎える頃、笠間市の小菊でお供えを彩りませんか。