米農家所得向上へ 秋冬ネギ出荷始まる

クリックで拡大します
 JA稲敷管内で12月11日、今年度から試験的に栽培を始めた秋冬ネギの出荷が始まりました。
 JA稲敷では、米価低迷を受け、水稲単作農家の所得向上を図ろうと新規作物として秋冬ネギを農家に奨励。
 圃場には水捌けの良い田を活用。水稲や麦の輪作で連作障害を回避する。今年度は5軒の農家が取り組みました。
 6月、23アールに約10万本を定植。苗はJAの育苗センターで職員が育てた。定植後は病害虫も少なく順調に成長し、出荷を迎えた。
 定植から収穫まで、全農いばらきの技術顧問が毎月指導。
 出荷直前に行われた目揃え会では、「初年度とは思えない出来だ」との講評をいただきました。
 JAでは、栽培農家を増やし、産地化を目指します。

【写真】
出荷規格の説明を受ける生産者
Topics Ver.20060906