早場米産地で稲刈り始まる!

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 天候不順により米の収穫時期が遅れている中、早場米産地として知られるJA稲敷管内の東地区で八月十八 日、県内のトップを切って稲刈りが始まった。
 例年だと同地区では、月遅れ盆前には稲刈りが始まるが、日照不足と低温の影響で例年より一週間ほど遅れている。
 この日稲刈りを行ったのは同地区の小沼源一さん(66)。三月九日に播種し、四月十日に田植えを行った早生品種の「あきたこまち」1ヘクタールを刈り取った。 
 収穫を終えた小沼さんは、「日照不足のため、多少刈り取りが遅れているが、品質は問題なく、収量も例年より若干落ちる程度ではないか。」と話している。
 同JAでは、初検査を二十三日に行う予定で、早生品種のピークを八月下旬。九月初旬からは、「コシヒカリ」「ミルキークイーン」と続き、計四十六万袋の集荷を見込んでいる。
Topics Ver.20060906